How’s goin guys, it’s Koshin (@k__gx88)
オーストラリアでのワーキングホリデーを満喫している方も、これから渡豪してオージーライフを楽しみもうと考えている方も、生きる上で避けては通れない「Money」
貴重なワーホリ生活には、幾分かの収入がないと物価の高いオーストラリアでは基本的にはやっていけません。
そんなオーストラリアで日本人が直面する「Work問題」
どんな仕事があるのか、どうやって探すのか、どのくらいの給料なのか等にフォーカスして、見ていきましょう!
Get Ready⇨
1. Working Holiday
日本と協定を結んでいる国や地域の文化や一般的な生活様式を理解するため、その国に長期滞在する事ができる制度。
ワーキングホリデーは1つの国に対して1度しか使用する事ができませんが、滞在中に「観光」「就労」「就学」を自由に経験できる。
日本ワーキングホリデー協会より引用
オーストラリアでのワーキングホリデー
・対象年齢 – 18歳〜30歳(visa申請時)
・滞在期限 – 1年(政府指定の就労を一定期限こなし、条件を満たすことで延長可能)
・修学期間 – 4ヶ月
・就労期間 – 同一雇用主の元で6ヶ月以内
*規定は変更されることもある為、オーストラリア大使館を確認してください。
修学における学校探しについてはこちら⬇︎
2. どんな仕事があるの?
早速ですが、日本人ワーホリが就いている代表的な仕事を紹介します。
2.1 日本食系レストラン
言わずも知れたワーホリにとって身近な仕事の筆頭「ジャパレス」
面接での英語力によってホール・キッチンのどちらかに分けられます。
ホールでは現地のお客さんへの対応や電話応答が必須で、フレンドリーさが欠けません。高級レストランなどがある為一概には言えませんが、オーストラリアのみならず英語圏は畏まった接客ではなく、道端で会った友人との会話のような接客が中心です。
キッチンハンドでは主に皿洗いや仕込み、簡単な一品料理を作ります。上の者が外国人であれば英語での指示ですが、基本的に身振り手振りを駆使できる為難しくなく、英語力はそれほど高くなくてもこなせる印象です。
*時給相場 – 約13〜20AUS
2.2 旅行・観光
世界的リゾート地であるオーストラリアには旅行・観光系仕事が盛んで、主にケアンズやゴールドコーストにて多くの求人募集があります。
・ツアーガイド – 観光名所に訪れる日本人の為に日本語で案内をして回る
(英語力によっては外国人相手にガイドができることも)
・お土産屋店員 – 世界各国から訪れる観光客に対して商品説明やレジ対応をする
・クリーニング – 住み込みでホテルやバッパーに滞在して客室清掃をする
・送迎ドライバー – 空港ピックアップやホテル⇄観光地をバスで送迎する
他にもマリン系の資格保持者はスキューバダイビングやシュノーケリング等のインストラクター、旅行代理店でのオフィスワークなど観光業の仕事は多種多様です。
*給料相場 – 18〜25AUS前後(会社によって多少差があります)
有給ホテルインターンシップと称して高額な仲介手数料を取る会社が存在するので注意が必要です。安易に手をつけると人によっては痛い目にあうこともあります。
しかしながら、オーストラリアでは工夫しない限りあっという間にお金が飛んでいきます。家賃だけでも500〜600AUS/月で、これに食費や交通費など・・・想像に容易いですよね?
貯金にゆとりがある方はいいとして、そうでない方にとっては仕事探しが上手くいかず毎日が真っ暗になることも。ストレスが溜まるくらいなら手数料を払っちゃうのもアリかなと個人的には思います。
個々人の判断にお任せします。
2.3 マッサージジョブ
インスタグラムの大流行により「美」「健康」を意識する人は格段に増したと言われておりますが、ここオーストラリアでもアロマ・リンパ・トリガーポイントといったように多様な店が至る所に点在しています。
まず初めに、オーストラリアには「Diploma of Remedial Massage」(リメディアル)と「Certificate Ⅳ in Massage The」(オイル)の国家資格があります。これらを取得する為には、専門の学校を卒業後に資格試験を受ける必要があります。有資格者となれば顧客の幅が広がると同時に世界どこのスパであろうと働くことが可能です。ワーホリ計画の1つとして、英語を学びながら手に職を付けることは賢いですよね。
次に、多くのワーホリの方が働くリラクゼーションマッサージに関してですが、こちらは求人サイトに常時募集要項が掲載されています。あくまでリラクゼーションであってお客も安らぎを求めてくることから、歴とした資格が必要でないことが多いみたいです。
聞いたところ、マッサージが初めてであっても、トレーニングを熟した後にトレーナーへの技術テストを合格すれば、職場に立てるみたいです。
基本的にこのリラクゼーション店は歩合制で、お客が来ない限りお金が入ってくることはありません。店先で声を張っている方や、店内のソファーでスマホを弄る集団を何度見かけたか・・・
ですから州や店の立地によって大いに給料は変わってきます。観光地のショッピングセンター内であれば常時混み混みですし、逆にローカルの独立店には常連さんが多いですので、どの店が良いかは開けて見なければ分からないかも知れません。
*給料相場 – 歩合制(0AUS/日〜数百AUS/日)
【女性ワーホリ!ここに要注意!】
資格も要らず自由な働き方が可能なリラクゼーションマッサージの仕事。しかし、始める前に一度待ったを掛けなければいけないお店が存在します。
ズバリ、「セクシャルマッサージ」
日本で言うところの風俗店のような感覚で、一般的なマッサージ店の様相であるにも関わらず、施術中にエッチなことをしてくるf🖕kerがいます。
「時給制」「Cityで一番稼げるマッサージ店」「若い日本人女性多数活躍中」
求人サイトにはこれらを謳い文句にした店が多く掲載されていますが、察しましょう。
うまい話なんて経験上ありましたか?
2.4 Farm
まず初めにオーストラリアでのワーキングホリデーに関して重要なことがあります。
上述した通り、オーストラリアでは1thVISAで滞在中に政府指定の就労を一定期限こなすことで2thVISAを申請することができます。
【2thVISA申請の条件】
① 88日以上の就労
②「農業・畜産業」「漁業・真珠養殖」「植林・伐採」「鉱業」「建設業」の内どれかを選択
③ 2thVISAへの申請が初めてであること
④ 申請時に満31歳になっていないこと
Farmは政府指定業種の内の「農業・畜産業」に該当することから、世界中から多くのワーホリ勢が集まります。
一般的な業務内容は、ひたすら収穫物のピッキング。バナナ・チェリー・ズッキーニ・・・等もう数えられない対象物があり、各ファームによって収穫物は異なります。本当に多くのブロガーが説明している通りどれもキツイ仕事ですが、皆さん2thの為に一所懸命です。
常夏のオーストラリアと言えど冬(6〜8月)がある為、場所・時期によってFarmの当たり外れがあり、稼げる給料や2thへの就業日数カウントも異なります。2thへの意欲がある方は基本的にはQLD州のタリーやノースダグラスを狙いましょう。
Farmは日本では見ることができない景色の中、日本では中々しない仕事をすることができます。一度しかないワーホリのページの1つに加えることで、何か新しい価値観に出会えることも?
*給料相場 – 歩合・時給制とFarmによって異なります。
2.5 その他のお仕事
・オーペア – 家庭に住み込みで家事・育児の手伝い
・美容師 – 日本で美容師だった方は数日で採用されていました
・ネイリスト – これも日本での経験がある方は、その場で試験→採用という流れに
・日本語教師 – 在豪邦人やダブル・クウォーター、日本語を学びたい外国人向けのスクール教師
・力仕事 – 物流倉庫などでのstuffの運搬やトラック運転手
・ファクトリー系 – 野菜やチキン等を対象にした工場作業(2thVISA申請できます)
・オフィスワーク – ごく稀な存在として日系留学会社などでオフィスワークをする方もちらほら
・Uber Eats Driver – 日本よりも格段と進んでいます
3. 仕事の探し方
3.1 1日1ミリ地道に飛び込もう
英字レジュメを作成後に一軒一軒歩いて回り、「ここで働かせて下さい!」と叫ぶやり方です。人によっては一発で決まることもあれば、数週間経っても返事が来ない人もいます。
こればっかりは空き状況で左右されるため運にもよります。
形式やアピールポイントなど履歴書の出来が云々というサイトを見かけますが、そもそも会話もままならいオドオドした人間を雇うはずありません。工場やクリーニングなど英語をあまり必要としない職場や日系店を除外して、皆が思い浮かべるローカルカフェでのアルバイトは夢のまた夢です。
思った以上にシビアな世界です。戦う相手は日本人だけでは無いですから・・・
3.2 エージェントor求人サイト
・エージェント
仕事を手配してくれる会社に頼むのもアリだと思います。上記の有給ホテルインターンなどでも書きましたが、仕事を得れないストレスを抱えるくらいならば、生きるための手段として有効に割り切った方が自由な時間を浪費しなくて済みます。
料金の妥当性、サポート内容の幅広さなどご自身の物差しで鑑みて、選択して下さい。
・求人サイト
飛び込み応募と似ていますが、求人サイトに載せられた店に片っ端から連絡する方法です。
募集要項には、VISAタイプや雇用形態、必要スキル、時給などがまとめられている為、より効率的な探し方ができます。英語・日本語のサイトを駆使して賢く探しましょう。
3.3 人づて紹介
案外バカにできない探し方。
コネ社会のオーストラリアでは、「誰々の知り合いの**です」と仕事を得る方法が多いです。雇う側からしても確実性がありますからメリットは大きいです。
留学生、ワーホリ、シェアメイト、オーナー、近所のおっさん等・・・もうなりふり構わず仕事探し中アピールをしましょう。
さいごに
ワーキングホリデーの醍醐味は、
「限られた自由な時間の中で、自己を見つめ直しながら目的を持って生きれることです。」
自分なりのスタイルを模索する過程の中でお金がネックとなり、思うような生活ができない人も大勢います。
目的と手段を明確にして一本筋を通すことは、思い描いたワーホリライフの最大の近道です。
せっかくの新しい環境での生活、どんどん知らないモノにチャレンジすることが人生の糧になること間違いなしです。
貴方らしい道を歩きましょう!