薬物中毒者に殺されかけたinゴールドコースト

Working Holliday in Australia
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How’s goin guys, it’s Koshin (@k__gx88)

 

オーストラリアを治安面に於いて安全だと思っている方はどれ程いらっしゃいますか?

英紙エコノミストが纏めた都市安全ランキング2019年度では、シドニー(5位)、メルボルン(10位)と堂々のベスト10入りを果たしています。

(*因みに東京は三年連続1位を記録)

紙面という統計上では安全さが窺えるものの、気になるのは実情ですよね?

オーストラリアはゴールドコーストで直面した最大の恐怖をここに・・・

Get Ready⇨

 


*現在起きているオーストラリアでの山火事に於ける動植物並びに住民への被害に関して、大変心が痛いです。Farmで毎日顔を合わせていた動物たち、未だオーストラリアで活躍する知人達を思うと気が気でないです。

オーストラリアへの愛に溢れる1人でも多くの方の支援が必須です。

Why not donate for them n pray for everything?

 

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1. ゴールドコーストって何処!?

まず初めにゴールドコーストについてのおさらい!

オーストラリアはQueensland州の東端に位置するゴールドコーストは、約42kmにも及ぶ砂浜の海岸線と海あってのアクティビティを誇る観光都市です。

ゴールドコーストに関する基本情報⬇︎

2. 危険は居住地域が関係してる?

Pixabay

ゴールドコーストでは9月〜12月の4ヶ月間を過ごしました。
Aussie・Columbian・Kiwisと僕を含めた4人で同じシェアハウスで生活し、毎日にように御飯を共にし、多くの語らいに時間を費やしました。
チャイナタウンを擁するサウスポートからトラムで2駅分行ったQueen St. 付近に住んでいました。サーファーズパラダイスへはトラムで約25分、クロスバイクで約35分の場所です。
さて、ゴールドコーストに於いてこの辺りは多少なりと危険な地域で知られています。

サウスポート裁判所及びサウスポート拘置所が設けられていることからも想像に易いことでしょう。酔っ払いやホームレス、薬中などの一見精神異常とも言える大人が多く、タバコやチップをせびる子供も大勢います。


3. 事件概要

Pixabay

時計が2amを回った或る日の真夜中、僕の部屋のドアを激しく叩く音で飛び起きると、隣の部屋のColumbianが立っていました。

ナイフのような物を片手にすごい剣幕で・・・

What’s goin on mate?(なになに!?)」

そう尋ねる僕の声を遮るように、

I’m gonna be killed!!(殺される!!)」

何かを叩くような騒音と共に、女性の金切り声がシェアハウスに響き渡りました。

*オーナーはAussieの女性ですが事件当時は旅行中で不在であり、その他のシェアメイトは僕含め全員男性だったため家に女性がいるはずがありませんでした。

 

I ain’t quite sure but we gotta hit cops up right away(全く分からない、けどすぐに警察を)」

彼と共に物音のするリビングの前に行くと、より一層激しくなる揉み合いの音と叫び声。鍵が掛かっており入れないのもありましたが、それ以上にその悍ましげな雰囲気から一歩も動けませんでした。

警察官の呼び声によって中から鍵が開けられ、1人の女性(以下A)が逃げようと走ってきたところを取り押さえられました。

実況見分としてリビングの様子を確認している警察官に呼ばれ部屋に入ると、惨劇の嵐とはこの事かとでも云わんばかりの荒れ具合、そして至る所に飛び散った血痕。当該事件に於ける詳しい人物概要は控えますが、端的に纏めるならば、シェアメイトであるKiwisとその元妻とのトラブルでした。

Kiwisの腕にはハサミによる深い刺し傷がありました・・・

4. 現行犯逮捕

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警察によると、Aはice、つまり覚せい剤の常習犯であることが分かり、その他weed(マリファナ)などの薬物によるトラブルも度々起こしていたとも聞きました。

事後経過に関してですが、現行犯としてサウスポート警察署に連行されたAは、違法薬物の所持及び使用に於ける傷害事件により、ブリズベンにある裁判所にて懲役刑が下されました。

ここに注目すべき点が2つありました。

1点目が、取り押さえられたAが母親に電話していたこと。

sorry mom fucked up I got arrested(やっちゃった、逮捕された)」と泣き叫びながら電話する光景が異様過ぎました。日本では、現行犯逮捕された被疑者は弁護士を除き72時間は原則的に誰とも面会することができず、外部との連絡などは以ての外だからです。

2点目は、警察官がAを落ち着かせる為にタバコの吸引を許可したこと。

警察24時などを見ていても、ワッパをかけられた者は即座にパトカーに乗せられますよね?傷害事件という緊迫した事案にも関わらずの光景も、これまた異様過ぎました。

Aが連行された後、バクバクとなる心臓を抑えながらのオーナーへの連絡や病院にて手当を受け帰ってきたKiwisとの数時間を未だに忘れることができません。

あの金切り声と血の海は、耳そして目から離れることはないかもしれませんし、自分自身が被害者になっていた可能性を考えると笑えないです。

 

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