How’s goin guys, it’s Koshin (@k__gx88)
先日、「Daily Life編 in Adelaide」にて、渡豪したての心情や学校生活、心温まる出会いなどにフォーカスした話をしました。
そんな今回は第2弾「Daily Life編 in Gold Coast」を紹介します!
都市変更の目的や日々の葛藤についてなど、ご覧ください。
Get Ready⇨
*現在起きているオーストラリアでの山火事に於ける動植物並びに住民への被害に関して、大変心が痛いです。Farmで毎日顔を合わせていた動物たち、未だオーストラリアで活躍する知人達を思うと気が気でないです。
オーストラリアへの愛に溢れる1人でも多くの方の支援が必須です。
Why not donate for them n pray for everything?
1. Gold Coast is totally different from what I expected?
さて、何故僕が次なる舞台をゴールドコーストに決めたのか?
*ゴールドコーストって何処?って方はこちら⬇︎
- そもそも将来的には「広告業界で働きたい」という漠然としてあった目的。
- その上で、10ヶ月間で大学という既成概念とは違った景色を見ながら経験を重ねていくことが当ワーホリの目標であり意義。
- 何を成せば良いかを短絡的な頭で考えた結果、「ローカル広告系会社でのインターン」という手段。
以上のような流れで動いてきた僕は、アデレード滞在中に20社ほどのローカル企業に積極的にアポを取りました。中には面談させて頂いた企業もありましたが、ネイティブでもない人材を雇ってくれるところは皆無でした。
そこで行き着いた先が、最大手日系メディア企業である「日豪プレス」。営業補佐無給インターンシップと大々的に掲載された広告を見てゴールドコーストへの移動を決心し、生活の基盤を整えた後にアポ無しで会社の扉を叩きました。
生活の基盤とは住居に当たりますが、初めのうちはバックパッカーホテルに滞在し、そこで家・仕事探しを始めます。ホームステイを選択しない限り殆どのワーホリは同じようなプランになると思います。僕の場合3日目で、Gumtreeで見つけた Aussie の家に住むことが決まりました。
ゴールドコーストに着いて1週間も経たずして仕事・家が決まった訳ですが、アデレードとの環境の違いに笑いが止まらなかったです。
世界的観光スポットであるため、人の多さから街の雰囲気が明るいのもありますが、何と言ってもビーチの近さが和みを与えてくれます。そのせいか全員が陽気且ついい意味でテキトーなんです。一度住むと抜けれない街の意味が早々に分かりました。
2. What’s done is done?
日豪プレスでのインターンは想像とは異なり、初めの数日間は単純作業の繰り返しで退屈極まりなかったです。無給ということもあり、お金が減っていく現状にオドオドしながらの生活が良いものである筈がありません。
そんな僕に目をかけてくれたのが新しいシェアメイトであるMauricioとLohrの2人。「what u wanna have?」とUberをご馳走してくれたり、「why not grab ma beer n ciggie?」と食後のアルコールタイムを作ってくれたりと、度を超えるくらいの優しさが沢山ありました。さらに、動画編集の仕事をする傍らでビル清掃バイトをするMauricioが、週1・2回清掃の一部分を僕に与えてくれたお陰で何とか喰い繋げていました。
その後、インターンが3・4回 / 週であること、ビル清掃が1・2回 / 週であることから、時間的余裕もあってUber Eats Driverを始めました。携帯がポンコツで地図がうまく表示されなかったため、一番最初のデリバリーを熟すことができず注文者にめちゃめちゃ怒られたことが良い思い出です。
だんだんと裕福になっていったことから、彼らへの恩返しでPubに連れていったりciggieをプレゼントしたりできました。因みに、オーストラリアのタバコ税は尋常ではなく、最も安いものでも1箱(25本)が約$30はします・・・
シェアメイトとの生活やお金が入る状況に安心感はあったものの、それでも当初の目標が成功していたとは言えず、満足感は微々たるものでした。
3. One step forward, two steps back?
日豪プレスでの不満を抱えたまま帰国するわけにはいけません。
環境に慣れ怠惰が生まれると、人は挑戦を忘れるものです。
オーストラリア滞在も8ヶ月目になったころにはコミュニケーションの問題も少なくなり、ローカルとの繋がりを羨望していました。さらに一歩前に進むべく、マネージャーに飛び込み広告営業をする許可を頂きました。
月刊新聞に於ける特集記事の企画書作成後に当該店舗へのメール営業や飛び込み営業を行い、50社ほどのローカルカフェに赴きました。要点を絞って営業をかけるも結果は0件で、絶望感から深夜の海辺でbeerとciggieに涙した日を忘れません。
その後は担当した特集の失敗を元に新しい企画を考案したり、6回に渡って担当したアートコラムの翻訳記事制作に邁進しました。
「考えること×文章にすること」の2つを経験したことで視野が広がりました。
無給とはいえ環境に居れたことは貴重な財産です。
ゴールドコーストでの4ヶ月は仕事ばかりで大した話はないかもしれません、ので1つだけエピソードを残しておきます・・・
さいごに
「Adversity makes a man wise」(艱難汝を玉にす)
僕の10ヶ月間はこれに尽きます。壁にぶつかる度に常に支えてくれたシェアメイトのお陰で、逆境に立たされながら前進してきました。決断に後悔し点ごとで一喜一憂しながらも、振り返ってみれば全てが糧になっています。
先にも書いた目的について、それを達成するためのワーホリという目標とインターンという手段によって、今では異なるゴールに向かって走っています。
あの当時を回顧しながら、闇夜で迷子になりながらも、新しいページを作りたい思います。