大学生活に於ける「積極的孤独」の価値

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2. 孤独のメリット

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2.1 Comfort Zoneからの脱却

文字通り、「心地の良い場所」からの脱却は成長への一歩になる。

僕は、大学という既成概念に縛られた生活に於ける満足度と成長度合は比例ないと常々考えていた。その上で、Sports Pub という初対面の人との会話重視の場に飛び込み、その後、休学してのワーホリに踏み込んだ。帰国して迎えた就活後には、全く視野に無かったテレビ業界でリサーチ業務にも当たった。

「新しい環境で新しい人から新しい何かを盗む」ことにしか目のなかったハイエナだが、そのおかげで今の僕が在る。

  • オンラインサロンで新鮮な知識の交換に励む
  • 語学留学やワーキングホリデーにて、外国人と共に外側から日本を俯瞰する
  • ヒッチハイクや自転車で日本の知らない深部まで見て回る

といったように、今いる環境から外に出た者こそが、牙を研いで価値あるモノを言語化することができると考える。



 

2.2 自己表現の場の創造

他者との時間が少なくなっていけばいくほど、自分1人で面白いモノを探す旅に出る。自分との対話が増え、興味関心の千差万別をする時間が増えたことから、「自分とは何者で何が好きで何が得意なのか」をひたすらにグルグルさせた時期もあった。説く名前を持たないにもかかわらず、誰かの価値観を動かしたくてウズウズした時期もあった。

面白いモノは人それぞれだが、出かけた先での出会いの中に価値観の合う人は必ずいる。僕の場合、オーストラリアにて「個性の表現」に尽くそうという心持ちに至った。当ブログだって自己表現の場に過ぎないが、上記の「Comfort Zone からの脱却」をしたからこそ出来上がった。

成りたい者への想像を具現化するために自己表現する場を創造することは、いずれ在る地点から振り返った際に総合的に見てプラスではないか?

 さいごに

端的に纏めるならば、「孤独に成れよ」ではなく「孤独に慣れろ」となる。全くもって他者との関わりを断つことは出来ないですし、するべきではない。他者がいて自己があり、その上で差別化する時間を設けるための「積極的孤独」が重要と説く。

自身の中で価値軸を元にしっかりとした線引きをすることが大事であって、多種多様な考え方を持った人との繋がり無くして自己は磨けない。

誰しもが、自己と他者を比較して劣等感を抱き、八方塞がりになる時期だってあるだろう。意識の食い違いから、気まずさに押しつぶされて孤立を強いられることだってあるだろう。

しかし、大学というモラトリアムの使い方1つで人生の顔色を明るくすることができる。どちらかと言えば辛い面が強い孤独だが、慣れることによって後々見える光は眩しいのでは?

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