４. 日本で外国人と触れ合うには？
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クラブ・Pubといった大衆的社交スペースを例外として、より具体的な方法を紹介します！
４.１ Meetup
「Meetup」とは、自身の興味・関心に沿った様々なトピックを扱うコミュニティを通して、参加者同士の繋がりを広げていくプラットフォームのようなものです。本来は、地域のコミュニケーションの促進のためのシステムとして開設されましたが、その利便性とカテゴライズされたコミュニティの豊富さから全世界に浸透し、日本でも頻繁に活用されています。
アウトドア、アート、フィットネス等の数多くのコミュニティがあり、公式サイトに会員登録さえ済ませれば、参加したいイベントに申し込むだけ。さらに、「＊＊ことをしたい」として自分でイベントグループを立ち上げることも可能で、共通の関心事を通した人との繋がりは無限大です。
さて、このMeetupですが、在日外国人の方達のプラットフォームにもなっています。
「Language Exchange」などと検索をかければ、位置情報により近くのイベントが表示されるため、外国人の数やイベントの頻度や口コミなどを鑑みて、自分から動き出しましょう。
＊公式HP：Meetup
＊公式Instagram ：meetup
４.２ WWOOF
「WWOOF」とは、World Wide Opportunities on Organic Farmsの頭文字から「ウーフ」と呼ばれている、有機農家や酪農家といったオーガニック生活を行う者と、そこのお手伝いをしたいという者を繋ぐボランティアシステムを指します。
食事・宿泊場所を提供する側は「ホスト」、力を提供する側は「ウーファー」とされています。つまり、農家側をホスト、お手伝いする側をウーファーと呼びます。オーガニック生活に拘ったホストでは、無農薬法などによって自然環境・動物・人間など凡ゆるものに配慮する必要があり、これらを賄っていくには人手不足が問題の１つにあるそうです。そこで、そんなホストを手助けしながら何かを学びたいと考えているのがウーファー。WWOOFは彼らの心温まるコミュニケーションの中で生まれる、人との繋がりを創造しています。
特筆すべき点としては、このWWOOFにて金銭交換は発生しないということ。雇用主・労働者の関係性ではないからこそ、生まれる物語があります。
さて、僕がワーホリをしていたオーストラリアでは主流のWWOOFですが、日本でも活発に外国人の方を中心に行われています。「日本に訪れた際には稲作を経験してみたい」というローカルと話したことすらあります。今後さらなる脚光を浴びていくであろうWWOOFにて、短期的に外国人と違う景色の中で共存生活を行うことは、人生の中で貴重な1ページになることでしょう！
＊公式HP：WWOOF JAPAN
＊公式Instagram：wwoof japan
４.３ New Gaitomo
「New Gaitomo」とは、英語を話したい日本人×日本語の話せる外国人で成り立つ国際交流パーティーです。英語の拙さから、外国人との交流に対して億劫になっている方の背中を押してくれる画期的なシステムであり、出会いにフォーカスするなら良いプラットフォームになり得ます。「英語の間違いを指摘してくれる日本語を話せる外国人」なんとも魅力的な響きです。
Meetupと同様に、参加したいイベントに費用を支払うだけで気軽に外国人と触れ合うことができます。「男女での費用の違い、限定された開催場所（東京・大阪）」という点から見ると多少なりと思うところがあるのも事実ですが、近隣の方は参加する価値が大いにあるでしょう！
＊公式HP：Gaitomo International Party
さいごに
外国人との親密なコミュニケーションを取るための一歩は、自分から動き出すこと以外に道は無いと思います。こと東京に目を向けるなら、外国人と出会える場所など星の数ほどあり、ふと何気なく散歩する間に多くの方を見かけます。
上記でも見てきましたが、あくまでファーストステップでしかなく、正解などないかもしれません。ただ、これだけは言いたいのが、「相手が何人で何歳で・・・」といった固定概念を持ったままでは、誰とも付き合えません。
日本人は本当に何事も固執しすぎの面があります。時と場合によっては悪い方向にいきやすく、こと外国人との付き合いでは裏目に出やすいです。対個人として相手を重んじることは、日本人との付き合いと何ら変わらないです。外国人だから、英語だからと萎縮せず、ありのままの自分を表現していきましょう！
＊おまけ
「why not take a ciggie with me？」（一緒にどう？）と話しかけて巻きタバコを渡せば、いち早く懐に入ることができますので、良かったらどうぞ・・・
