テレビの無い生活で感じた好悪

Life
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How’s goin guys, it’s Koshin (@k__gx88)

 

かつて、三種の神器の1つとして人々の生活に光を与えた「テレビ決まった時間にテレビ前に張り付いて、家族や友と共有する束の間の癒しがそこにはありました。

しかし、昨今「テレビ離れ」が顕在化し、テレビを見ない生活をする人が増えてきています。僕自身、テレビを持たない部屋での生活が既に3年ほど経過しました・・・今回はテレビの無い生活によって見えてきた景色を共有します。

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1. テレビを持たなくなった経緯

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ことの発端は、オーストラリアでのワーキングホリデーに遡ります。10ヶ月間の生活を通してテレビに触れる機会は極めて少なかったです。

2つのシェアハウスに住みましたが、どちらもテレビを見る習慣の無い家だったこともあり、テレビの時間は自然に減少していきました。パーティーなどで友達の家に行った際に見る機会はあっても、日本的なバラエティで育ってきた手前、面白いと思えなかったのも事実ですが・・・

10ヶ月という短い期間ではありながらも、「テレビを見る」というレールから外れると無いのが当たり前になるものです。吉祥寺に戻ってきてからも、そのスタンスが揺らぐことはなかったです。確かに、「ただいま」と誰も居ない一人の部屋に帰ってきて、迎えてくれる四角い箱からの温もりがないことに、侘しさを感じた日もありました。

でも、日々の忙しさの中で侘しさは色を薄め始め、気付くと顔すら見せなくなっていきました。

2. テレビの無いメリット

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2.1 主体的時間の確保

「見たい < 取り敢えずターンオン」

この毎日の様に続く流れ作業の放棄は、文字通り「時間の確保」に繋がります。

L I N Eの調査(2019年度)によると、日本人の平均的な1日のテレビ視聴時間は「2.05時間(平日)」「2.63時間(休日)」という結果が周知となりました。さらにプラス或いは並行して、SNS や YouTube といったサービスに時間を割くことから、他者によって踊らされた時間軸を生きていると客観的に気付かされます。

この時間軸を一新して、個人的な時間を創造することの意義を知ることは重要ではないでしょうか?ダラダラとした生活ではなく、好きなことを中心とした生活へのシフトチェンジは、渇望していたモノを本質的に捉えるヒントになります

 



 

2.2 受け身からの脱却

僕らって、テレビからの情報に知らず知らずのうちに操作されて生きています。或るストーリーに埋没して物事を考えるようになってしまうことが多いと思いませんか?銀行員をモデルしたドラマ1つを取ってみても、主人公のライフスタイルを数回に分けた展開の中で認識して、「こう在りたい」と思ってしまう・・・

それってナンセンスではないでしょうか?本来の娯楽的要素を尊重して、「こういう生活もある」と折り合いをつけ、自分の意見・目線を持って接することができればこの議論は幕を閉じます。メディアは人生のサンプルを提供しているに過ぎないですから・・・

しかし、イメージが先行して、その姿を常識と捉えてしまうことほど恐ろしいものはないです。テレビを持たないことは、統一された価値観やトレンドと線引きをすることに繋がり、延いては世間一般にインストールされた信仰染みた固定概念を捨てることができます。

 

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