How’s goin guys, it’s Koshin (@k__gx88)
旅行や帰省の際には電車・飛行機など、その道中も楽しみの一つですよね?
北陸新幹線開通以降、脚光を浴びることが増えつつある故郷・富山県。
今回は在来線のみで富山から東京へと戻ってきました。
たっぷりと時間をかけて自由を楽しむ行程の順路や賃金、ぜひチェックしてみてください!
Get Ready⇨
1. 富山から東京への移動手段
まず始めに、さらっと主な移動手段についてまとめておきます。
1.1 新幹線
2014年北陸新幹線開通後、富山〜東京間の移動は格段と楽になりました。
以前までの越後湯沢や長岡での乗り換えがなくなり、一本で繋がったからです。
かがやき 2時間8分 12,530円
はくたか 2時間33分 12,210円
*それぞれ最速のダイヤ
両者の違いは停車駅の数で、上野・大宮・長野でのみ停車する「かがやき」に対し、「はくたか」は高崎・軽井沢など含め14箇所に停車します。ダイヤによっては停車しない駅もあります。
又、「かがやき」は全席指定となっており、「はくたか」は指定席か自由席かで値段が異なります。
早割やモバイルSuicaなどの各種割引を使えばもっとおトクに購入できます。
詳しくはこちら。
1.2 飛行機
ANAが運航している羽田空港〜富山きときと空港間のダイヤは現在1日4本です。
基本的な運賃は10,000円弱で、繁忙期などでは20,000円ほど掛かることも。
富山地鉄バスを利用して20分ほどでメインゲートである富山駅まで行けます。
1.3 高速バス
「さくら観光」や「WILLER TRAVEL」など多くのバス会社が毎日運行しています。
時期や時間帯・バスタイプによって大きく異なりますが、基本的には3,000〜5,000円ほどで購入できます。
途中3.4回の休憩を挟み、走行時間約6時間半というゆっくりとした時間の流れを楽しめます。
個人的には「西武バス」が運行している昼行バスがオススメです。
5,500円〜と他社より少し高値となりますが、独立3列シートでトイレ付き、且つ乗降地が多いのも特徴です。
又、片道乗車1回につきスタンプがもらえ、10個スタンプがたまると1回分の乗車が無料になるという超お得な特典付きです。
2. 在来線の旅
それでは当回の本題である在来線での移動についてまとめます。
2.1 所要時間と乗り換え数
- 富山 – 10:29発 →
- 泊 – 11:19着、11:59発 →
- 直江津 – 13:10着、13:16発 →
- 六日町 – 14:15着、14:46発 →
- 水上 – 15:46着、15:53発 →
- 高崎 – 16:56着、16:59発 →
- 東京 – 18:54着
所要時間 – 8時間25分
乗車時間 – 6時間34分
これまでに紹介してきた移動手段と比較すると、所要時間が著しく長くなります。
又、乗り換えの際に生じる待ち時間は決して長いとは言えず、あらかじめ飲食物を用意しておいた方が良いと感じました。
時間に余裕がなく後発を乗るつもりが無いのであれば、泊駅舎内のナチュラルスイーツぽんぽんか六日町駅舎内のNewDaysでしか買い物ができません。
2.2 気になるお値段
総額 – 7,030円
富山〜直江津 – 2,080円(切符)
直江津〜六日町 – 1,280円(切符)
六日町〜東京 – 3,670円(Suica)
2.3 青春18切符との併用
まず、青春18切符とは、
JR線の普通・快速列車の普通車自由席、BRT(バス高速輸送システム)及びJR西日本宮島フェリーに自由に乗り降りできます。
年齢にかかわらず、どなたでもご利用いただけます。
お一人での5日間の旅行や5人グループでの日帰り旅行などの「鉄道ぶらり旅」にぜひご利用ください。JRおでかけネットより引用
つまり、全国のJR線の普通・快速列車に乗り放題フリーパスで、1日乗り放題を5回分楽しめて11,850円というとんでもないお得券です。
さて、今回のルートを18切符と併用するとどうなるか。
まず富山〜直江津間は「あいの風とやま鉄道」「日本海ひすいライン」を利用するので、18切符は使用できません。
さらに直江津〜六日町間も「北越急行ほくほく線」の為、同様に18切符が使用できません。
六日町〜東京間は「JR上越線」「JR高崎線」利用するので、全区間18切符使用できます。
以上のことから、
富山〜六日町 – 3,360円
六日町〜東京 – 11850÷5=2,370円
総額 – 5,730円となります。
因みに、富山〜東京間を18切符のみで移動することも可能ですが、高山・豊橋・熱海などを経由すること実に約13時間も乗り続けなければいけません。
一度はやってみたいと思いながらも、重い腰が未だ上がりません・・・
3. さいごに
こんなにも長い時間をかけて在来線のみで移動することが初めてな僕にとっては、すべてが新鮮でワクワクが止まんなかったです。
田畑や渓谷沿いの川などがノスタルジックなようで、地域ごとにどこか違う色を楽しむうちに、気が付けば次第にビル街の喧騒が広がっていきます。
景色を見るもよし、お爺ちゃんお婆ちゃんと談笑するもよし、読書するもよし、時間に縛られない行程を楽しめることは間違いなく、お尻の痛さすらもメモリーの1ページです。
伊豆の踊り子でも片手に、時々で変わりゆく顔を楽しんではいかがでしょうか?